約34時間という地獄のような船旅を終え、
無事新門司港に到着したのは、早朝5時。
極度の寝不足。軽い船酔い。2等部屋のアンモニア臭。
インドから日本へ帰る前日くらいのあの何もやる事がなく、
時計を5分おきに確認し、その都度途方に暮れるあの無力感。
しかも最悪なのは海上というある意味牢獄。居場所が無い!
長距離船にはもう二度と乗らないと誓うのであった。
さて、到着したは良いものの、生憎の暴風波浪注意報。
そんな暴風波浪と大型トラックのとんでもない水しぶきを喰らいながら、
我がジムニーは一路鮭神社へと向かう。
途中、こんな大雨の中、窓全開で右ひじ出して運転している
小倉のおっさんを見たときは、身が引き締まる思いをした。

無事鮭神社に到着した頃には、雨は小降りになり、やはり使命感を感じる。
約半年振りの鮭神社。特に変わった様子は無く、
失礼しますと本堂にお邪魔すると、その奥の部屋に、
去年の12月、「サケよふるさとの川へ」の著者倉掛晴美さんにお送りし、
奉納までしていただいた我が「夫婦鮭」手ぬぐいを発見!

奉納ではなく、ただ置いてあるだけという見方も出来るが、
神は自分の中にあるんだよ。と言い聞かせる。
名刺だけ置かせていただき、鮭神社を後にする。
この鮭神社のある福岡県嘉麻市は、先日カンヌ国際広告祭でトリプル受賞した、
NTTドコモの間伐材を使った携帯電話「TOUCH WOOD SH―08C」の
プロモーション映像「森の木琴」の舞台でもある。
嘉麻市の森に設置した長さ約44メートルの木琴。圧巻です。
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- 2011/06/29(水) 16:28:54|
- 日記
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