何より、まず、無事に帰って来れた事を皆様に感謝感謝。
日程15日間(フェリー移動込み)という、長いようで、短い時間でしたが、
非常に満足しました。最後の日は東京に帰りたくてうずうずしたくらい。だからその日に船予約しました。
振り返ってみると、まぁ、サケに関して、いまいち学べなかった。
だって、サケ全然回帰してなかったんだよな~(笑)
だから、カラフトマスの小定置網は見れたけど、
サケ定置は一つも見れなかった。サケ屋何軒か見たけど、商品何もなし。。。
何度か釣り人が釣り上げたサケを見たり、
マスの定置網にたまたま掛かったサケが安く売られてたり、
水族館の水中観察館で30分くらいジーッと一匹のサケを見てたりと、
そんな程度でした。どこもかしこも「昆布」ばっか干してる!
でも、負け惜しみですが、「この時期行っても何もない」という事実が分かっただけで
僕はうれしい。
羅臼という町が、標津という町が、猿払という村が、どんな町並みなのか、
どんな空気なのか、どんな海なのか、どんな港なのか、それが僕の頭の中にいるだけでうれしい。
これでサケのトップシーズンが来ても、大体の町の様子が妄想できる。
多分僕は、サケを見るよりもまず、サケが戻って来る町を見たかったんじゃないかなと、
今になって思いました。「標津 ○○○km」という標識が見えただけで、
何か得体の知れない熱い物が込み上げてきたのを思い出します。
この「この時期行っても何もない」事実のおかげで、
「この時期行ったら全部見れる」を体験してしまっては、到底考えつかなかったであろう思考が、
奥さんの口からポロっと飛び出し、さぁ、いよいよ何にも見れねーぞこの先どうすっかな~という
重い空気を一瞬にして消し去り、僕の中で、これまで歩んできた人生が全て繋がりました。(大げさ)
「僕」という存在を、わずかながら北海道に置いてこれました。
北海道とは長い付き合いになると僕は思っているし、そうありたい。
本当に行ってよかった。
最後に、道内で、親切にして頂いた方々に、感謝致します。
特に、千歳さけのふるさと館の橋におられる、
ボランティアのおじーさんに、また会いたい。
彼は、勝手に言いますが、僕の「師匠」です。
お会いした際には、ヨロシクお伝え下さい。
今後とも、鮭道まっしぐらでございます。
どうぞ宜しくお願いします。
- 2010/09/02(木) 23:37:44|
- 鮭道
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